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【夫婦同時育休体験談】夫婦で1年間育児休業を取得しました!男性育休推奨

初めて息子のオムツを替える夫

こんにちは、イナバナエコです!
私たち夫婦は第一子が産まれた際に、夫婦で同時に1年間育児休業を取得しました。
そして2022年、第二子誕生後も夫婦で育児休業を取得する予定です。

今回は夫婦で一緒に育児休業を取得してよかったことを紹介します。

私たちが育児休業を取得した2018年の男性の育児休業取得率は6.16%
しかも、育児休業を取得する女性の8割以上がおよそ1年間ほど取得期間があるのに対し、男性の取得期間は二週間未満がほとんど。
まわりにも夫婦で同時に育児休業を取得している人がいなかったので、かなり珍しがられました。

夫はこの時シフト出勤で、11時頃に出勤し23時に帰宅するような生活。
育児休業を取得しなければ、夜泣きをしても夜間授乳が大変でも私一人で対応しなければならないような状況でした。

「せっかく子どもが産まれるのだから、自分もガッツリ育児がしてみたい!
「給付金も出るしせっかく制度があるのに使わないのはもったいない!

男性にも育児する権利がある!

BY 夫

上記のような考えから、私たちは夫婦で育児休業を取得することにしたのです。

この記事が役に立ちそうな人

・夫婦で育児休業を取得してみたいけど、実際どんな感じか知りたい。
・夫に育児休業を取得してほしいけど、メリットが説明できない。
・男性で育児休業を取得してみたいけど勇気が出ない。

一緒に育児のスタートラインに立てるから、復職後も家事育児の分担がしやすい!

育休取得前、我が家の家事分担は私が料理と買い出し、夫は掃除・洗濯・食器洗いという感じでした。
共にフルタイム勤務の夫婦で1人が持っている稼働キャパを100とした場合、仕事70:家事30くらいのバランスで家庭運営が出来ていたと思います。(余暇は別カウント)

これが、出産後妻側だけが育児休業を取得するとどうなるか?
極端ですが、下の図左上のように妻側にのみ育児のバランスが大きく偏ります。
夫も土日や出勤前・帰宅後などで育児をする時間を確保することは可能ですが仕事の割合を大きく変えることが出来なければ、妻と同等の時間育児をすることは難しいはずです。
なんなら仕事をしていない分、今までやっていた家事も妻に任せる人がいるかもしれません。

同時に育児休業を取得した場合、産後すぐは全ての家事を夫に任せて妻は授乳に専念。
復職前までに除々に育児と家事のバランスを半々にすることが可能です。

ナエコ

オムツ替え・沐浴・寝かしつけなど、赤ちゃんのお世話として基本的にマスターすべきことを妻側ばかりが担当することで、【育児=妻の仕事】という認識になってしまい、その後の予防接種や発熱対応なども主体的に取り組んでもらえなくなるんじゃないかと思います。
同時に育休取得すると、妻は教える立場ではなくなるし、夫は教わる側じゃない。
一緒にわからない状態であたふたしながら育児をスタート出来たことで、頼りになる同志として夫との絆は深まりました。

育児が妻側だけに偏った状態だと、妻側が復職する際にもそのまま育児や家事の割合が変わらずに仕事がプラスされてしまい、仕事と育児の両立が難しいと感じる女性が多くなってしまうのではないでしょうか?
男性で育児休業を取得する人が増えれば、もっと主体的に育児に取り組める人が増えるはず。
育休中は育児の負担が分散するのでもちろん助かりましたが、復職してからの育児参加率にも影響があると思います。

新生児〜3ヵ月までの間でも睡眠時間が確保できる!食事も座って食べられる!

上記は第一子出産後に退院して一週間経った頃の授乳とオムツ替えの記録です。
我が家は完母に挑戦していたので、授乳は主に私の役目でした。
多いと一日に12〜13回ほど授乳します。
1回の授乳時間は約30分ほどでした。

13×30=390÷60=6.5時間
一日のうち実に6〜7時間は授乳だけしていることになります。

加えてオムツ替えが14回。
これも1回10分で計算してみましょう。
14×10=140÷60=2.3時間

ほぼ9時間近くは授乳かオムツ替えに費やす計算になります。

この他に、授乳後のゲップ、吐き戻した場合は吐いたものの処理と洗濯、寝かしつけ、沐浴、大人の食事作り、大人のための家事などが必要です。
最初のうちは赤ちゃんも上手におっぱいを飲めないので、もっと時間がかかることもありました。

我が家の場合、授乳以外のオムツ替え、寝かしつけ、沐浴、その他の家事はすべて夫が担当しました。
私は授乳に専念!!!
授乳したら即寝て、次の授乳に備えます。

出産が吸引分娩で会陰が大きく裂けたこともあって、産後二週間ほどはまともに座っているのも辛い状態でした。
一人で立って壁を傳わずにトイレに行けるようになるのにも時間がかかりました。
そんな状態でこれだけの頻回授乳ができたのは、その他のことを全て夫が担当してくれたからだと思います。
ミルクだって作るのに時間がかかりますし、決して楽ではありません。
とにかく生後3ヵ月くらいまでは、大人が2人いてやっとまともな睡眠時間が確保できる状態だったと思います。

この状態でワンオペ育児をしている場合、食事を座って食べることがままならないこともしばしば。
友人にも毎日昼ごはんが納豆だけという人がいました。
人類史上こんなにワンオペで育児する状態なんて、たぶん想定されていないはずです。
ワンオペしている人は本当にすごいと思いますが、身体も心も心配すぎる。

ナエコ

コロナ禍で里帰り出産ができない場合、本当に3ヵ月だけでいいから夫婦で育休を取得した方がいいと思います。
産後の回復が全然違うし、睡眠が取れないことで産後うつを発症する人も多いのが現状。
少ししか無い貴重な新生児の時期でも、心に余裕がなければ可愛いと思えない…。
家族のためにも取ってほしい。

新生児からの成長を毎日見ることができる!実は子どもと一緒に過ごせる時間は短い

上記はNHKの「チコちゃんに叱られる」で紹介されていた試算ですが、時間換算すると実は親が子どもと一緒に過ごせる時間ってそんなに多くないのです。
そしてこの母親と父親の差!!!

子どもは覚えていないでしょうが、産まれた瞬間から1歳になるまでの急成長する子どもの姿を毎日見ることができるのってとても貴重な時間なのだと思います。

日本がもっと残業の少ない国で、男性も女性も定時に帰宅して育児するのが当たり前の世の中なら育児休業を取得しなくても子どもと過ごす時間を確保できるかもしれません。
でも、仕事が忙しい人ほど子どもと過ごす時間は短い

育休後半は授乳も落ち着いて、家族3人で昼寝をすることもありました。
平日しか取れない観光列車の個室を予約して旅行にも行きました。
それもこれも良い思い出です。

家族が増えて大変だけど幸せな時期に、家族で過ごした思い出があることは私の人生において大切な財産だと思います。

2022年から男性育休は取得の声掛けが義務化されました!追い風吹いてる!

2022年4月から、妊娠出産を届け出た社員に対して会社側は育休を取得するかどうかを確認する必要があると定められました。
そして10月からは男性産休(父親が生後8週までに最大4週の産休と取れる)という新制度も開始される予定です。
2023年には従業員が1000人を超える企業には育休取得率の公表が義務付けられます。

完全に追い風です!

ナエコ

ママ友さんの夫さんの会社では「育休を取得しない理由」の提出が求められるようになっているらしく、世の中の変化をヒシヒシと感じます!
迷っているなら、ぜひ取得してほしい。

実験結果
夫婦で同時に育児休業を取得したら、夫は復職後も主体的に育児をしてくれて、子育てを通じで家族の絆も深まった!

この写真は退院後、初めて息子のオムツを替える夫です。
育児は大変だけど楽しい!
男性にも育児をする権利があります。
取りたいけれど迷っている人がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです!

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • ワンオペ育児のときの夫婦の分担割合、納得です。これだから一人で育児大変だったのか~笑
    そして授乳とオムツ替え、時間にして考えると一日9時間近くも使っていたんですね∑(゚д゚lll).
    育児は夫婦の共同作業にすべきですね~。母親が一人で抱えるには本当に大変。実感しました!

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